近鉄奈良線も7月ダイヤ変更で終電繰り上げ 阪神尼崎からの最終2本が大阪難波止まりに

近畿日本鉄道(近鉄)は、2021年7月3日(土)に実施するダイヤ変更において、奈良線についても終電時刻を繰り上げます。

鶴橋駅に停車中の近鉄5820系電車(s************************m/写真AC)
鶴橋駅に停車中の近鉄5820系電車(s************************m/写真AC)

すでに発表されているダイヤ変更の内容に、奈良線の大阪難波駅〜東花園間における最終列車の繰り上げが追加されます。相互直通運転を行う阪神なんば線から近鉄線各駅への終電時刻も変更となります。

大阪難波駅発では、0時台に発車する東花園駅行 普通列車2本(0:10発、0:25発)が運転取り止めとなります。あわせて、現行ダイヤで23:58発の東花園駅行 普通は0:05発に時刻変更されます。これにより、大阪難波駅発の東花園駅行終電は20分の時刻繰り上げとなります(時刻表は下表を参照)。

これに伴い、阪神なんば線の尼崎駅〜桜川駅間各駅から近鉄奈良線 東花園駅行までの終電も変更となります。尼崎駅23:50発および0:00発の2本の普通列車は、現行の東花園駅行からダイヤ変更後は大阪難波駅に行先が変更されます。尼崎駅から東花園駅行までの最終列車は、平日ダイヤが23:31発の近鉄奈良駅行 区間準急(大阪難波駅で東花園駅行 普通に接続)となり29分繰り上げ、土休日ダイヤが23:36発の東花園駅行 普通となり24分繰り上げられます。この阪神なんば線内の行先変更は、緊急事態宣言および自治体からの協力要請を受けて4月29日(木・祝)から期間限定で実施している行先変更と同じ内容で、7月3日(土)以降は通常ダイヤとなります。

また、東花園駅行発の大阪難波駅方面の最終列車も変更となります。現行ダイヤで東花園駅0:04発の大阪難波駅 普通列車が運転取り止めとなることにより、ダイヤ変更後の終電は23:51発の尼崎駅行 普通となり、13分繰り上げられます。

【時刻表で解説】近鉄 2021年7月3日(土)ダイヤ変更 奈良線の終電繰り上げを追加

近鉄から5月12日(水)付で発表された、7月3日(土)に実施されるダイヤ変更の内容によると、大阪線、京都線、南大阪線などにおいても最終列車の時刻繰り上げが実施されます。